聖書の手話訳
2010・10月17日(日) 聖霊降臨後第21主日 ルカによる福音書18:1-8
18:1 イエスは、気を落とさずに絶えず祈らなければならないことを教えるために、
*イエス様は 絶望 しないで いつも 続けて 祈る必要があることを 教えるために
弟子たちにたとえを話された。
*弟子たちに 例えのお話をされた。
2「ある町に、神を畏れず人を人とも思わない裁判官がいた。
*ある町に 神 敬わない、人を愛さない 裁判官が いた。
3 ところが、その町に一人のやもめがいて、裁判官のところに来ては、
*しかし、その町に 一人の女がいて 何度も 裁判官のところに来て
『相手を裁いて、わたしを守ってください』と言っていた。
*相手の 悪を 裁いて わたしを 守ってください、と頼んでいた。
4 裁判官は、しばらくの間は取り合おうとしなかった。
*裁判官は しばらくの間 聴こうとしなかった。
しかし、その後に考えた。『自分は神など畏れないし、人を人とも思わない。
*しかし、 その後 考え 変えた。 私 神 恐れない 人 怖くない
5 しかし、あのやもめは、うるさくてかなわないから、彼女のために裁判をしてやろう。
*しかし、 あの 女 うるさい 参った! 彼女のために 合う 裁判をしよう
さもないと、ひっきりなしにやって来て、わたしをさんざんな目に遭わすにちがいない。』」
*しないと 何度も 来て 私を 苦しめる と思う
6 それから、主は言われた。「この不正な裁判官の言いぐさを聞きなさい。
*話の 後 主は言われた この 悪い 裁判官の 言う 言葉を 聴きなさい
7 まして神は、昼も夜も叫び求めている選ばれた人たちのために裁きを行わずに、
*特に 神は 昼も夜も 祈り続ける 選ばれた 人たち ため 裁きを しないで
彼らをいつまでもほうっておかれることがあろうか。
*彼らを そのまま 知らない と思うだろうか
8 言っておくが、神は速やかに裁いてくださる。
*はっきり言う 神は すぐに 裁いて 下さる
しかし、人の子が来るとき、果たして地上に信仰を見いだすだろうか。」
聖書より一言
祈りは神様との会話であると言われる。会話と言うと固いが、親子の会話と思ってほしい。そこには信頼と神様からの愛がある。子供の本当の幸せのために、親は自分は食べなくても子に与えた。古い話だが我が家がそうだった。その母が97歳で天に召された。召される半月ほど前に九州から見舞いに行った。やせ衰えた母に「お母さん、どこに行くの」と聞いた。わからん!と言う母に、神さまのところに行かない?と聞いた。「私でも行けるかな―」と言う母に、イエス様はお母さんのためにも十字架にかかってくださった。大きなイエス様の愛の手に、赤ちゃんみたいにお任せしたら。神様のところに連れて行ってくれるよ。お父さんも待っているよ!
母は、しばらく考えて、「そうする」。家内と3人で祈った。神様、母を受け入れてください、と。祈った後、母の言った言葉。「あー、安心した!」
献身して家を離れて40年。教会で働きながら家族の救いを祈らない日はなかった。神様は祈りを聴いて下さった。今も家族のために、友人のために祈る日々を続けている。
by minitayori | 2010-10-14 21:52