礼拝に備えて
2012・11月4日(日) ヨハネによる福音書16:25-33
32 だが、あなたがたが散らされて自分の家に帰ってしまい、わたしをひとりきりにする時が来る。いや、既に来ている。しかし、わたしはひとりではない。父が、共にいてくださるからだ。
33 これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」
「礼拝に備えて」
イエス様は、やがて、御自分と一緒にいる弟子たちが散らされて一人になることを知っておられた。イエス様ご自身のお心を理解しないこと、そのことがすでにイエス様を捨て去っているのと同じだった、と言われるのだ。
しかし、イエス様は御自分には父なる神様が共にいてくださる、そのことの信頼の上にしっかりと立っておられた。イエス様は、この神様のお支えゆえに、孤独にも受難にも十字架の苦しみにも勝たれた。
それは他でもない、私のため、あなたのための孤独との戦いであり、苦難との戦いだった。神様と共に居られた故に、イエス様はわたしたちの想像を絶する孤独と苦難に打ち勝ち、復活の栄冠を得られ、永遠の神様のみ国へ至る道となられた。あなたのために。
だから、イエス様は言われる。「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている。」 あなたへのお約束です。勇気を出しなさい。
by minitayori | 2012-11-03 16:26