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礼拝に備えて 2013・5月19日(日)聖霊降臨祭

2013・5月19日(日)聖霊降臨祭
聖書 : ヨハネによる福音書16:4b-11
16:4b 「初めからこれらのことを言わなかったのは、わたしがあなたがたと一緒にいたからである。
6 むしろ、わたしがこれらのことを話したので、あなたがたの心は悲しみで満たされている。 7 しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。
8 その方が来れば、罪について、義について、また、裁きについて、世の誤りを明らかにする。

「礼拝に備えて」弁護者の働き
・日課の旧約聖書では、創世記11章のバベルの塔の話が出ている。バベルに住みついた人々は豊かになり、「さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう。そして、全地に散らされることのないようにしよう」と言った。
・言葉が一つであったために、人は高慢になり、神の居ます天に届く塔を作り、神のように全てを意のままにしようと思うようになった。
・神様の心配は、人の知恵が神の領域にまで達し、神様の正義と愛のないままに、神様に代わって世界を支配するようになることではなかったか。
・かつて、最初の人アダムは、神に背き、自分の欲望を満たす道を歩み始め、エデンの園を追い出され、人類を苦しみの中に導いてしまった。
・バベルでは、神様は人々の言葉を乱し、意思の疎通が出来なくしてしまった。イスラエルは、その結果長い荒野の旅をし、神様に従って生きることの大切さを学んだ。
・そして神に従うものが、乳と蜜の滴る新たな楽園に至ることを学んだ。しかし、その期待はかなわなかった。たび重なる人間の罪が、その期待を打ち壊してきたからである。
・長い年月を経て、時満ちて、神様はイエス様を送られた。神様の御心と愛を示すために、33年の短い御生涯を地上ですごされたイエス様は、人の罪を背負い十字架上に死んだ。
・しかし、神はイエス様を死から復活させられ、人間の新しく歩む道を示された。人の人生は死で終わりではなく、新しい生に向かっての旅であること、そしてイエス様こそ、「道であり真理であり、命である」ことを示された。
・しかし、弟子たちも含めて神の民はその御心を理解しなかった。神様は、御心を全世界のすべての人に示すために、使徒と弟子たちを選び、神様の御心を理解できるように聖霊を送られた。教会の誕生である。
・イエス様を受け入れた者は、みな聖霊を受け、神様の御心がなんであるかを知る。そしてそのために愛する独り子を犠牲にされたことを。
・弟子たちは、その御心を、誰にでもわかるように伝えたと記されている。教会に委ねられた聖霊の働きは、神様の御心と愛を全ての人にわかるように伝えることである。その働きのために心を合わせるよう、上からの力が与えられる。
・聖霊降臨の日は、み言によって心が一つになる喜びの日である。私の教会を見てください、愛による一致があります、ここにイエス様がいます、と言えるように。
・「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」ヨハネ3:16 このお心が伝えられるために、神様は聖霊によって教会を支え、み言を語るものを選び出してくださったのです。

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by minitayori | 2013-05-18 21:16