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礼拝に備えて 2013・7月14日(日)「決意を固めて」

2013・7月14日(日)後第8主日「決意を固めて」
聖書 : ルカによる福音書9:51-62
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9:51 イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。52そして、先に使いの者を出された。彼らは行って、イエスのために準備しようと、サマリア人の村に入った。 53 しかし、村人はイエスを歓迎しなかった。イエスがエルサレムを目指して進んでおられたからである。
 54 弟子のヤコブとヨハネはそれを見て、「主よ、お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか」と言った。 55 イエスは振り向いて二人を戒められた。 56 そして、一行は別の村に行った。

「礼拝に備えて」
・今週の日課の聖書の冒頭の言葉に、「イエスは、天に上げられる時期が近づくと、エルサレムに向かう決意を固められた。」と記されている。
・このみ言に出会ったのは、神学校に入って間もない頃だった。語学に悩まされ,打ちひしがれてみ言に助けを求めながら過ごしていた時だった。
・もう一人、同期に入学した大学卒の友人がいた。郷里も近くで一緒によく風呂にも行った。彼は大学で中国語を専攻しており、神学校の学びには全く役に立たなかった。
・彼は語学に悩まされて、3年編入がいつのまにか1年から入った私と同学年になっていた。
・そのことは私も同じだった。特に教科書がほとんど英語で書かれており、ギリシャ語の辞書まで英語で書かれていた。
・ギリシャ語の辞書と英語の辞書と並べて、次の授業に懸命に備えた。時間はいくらあっても足りなかった。
・脱落という文字が頭にちらついていた時、このみ言葉に出会った。イエス様が受難と十字架を覚悟してエルサレムに上る決意をされた。私たちの魂の救いのために。
・このイエス様に従う決心をした自分が今、語学に行き詰まり、引き返そうとしているのか。自分にゆだねられた大切な働き、そのためにイエス様の歩まれた道を行くのだ、と涙を流して祈った。
・友人も同じだった。純粋に神様に従いたいと献身したのに、彼は牧師になれなくて、信徒として教会につかえて生きる道を歩み始めた。
・小さな教会を支えて、文書伝道の働きをし、教会になくてはならない存在になった。彼も苦難の道を歩んだのだ。今どうしていることだろう。
・♪先立つ、主イエスに、身をゆだねて♪
これはゴスペルソングの一節だ。最初に手話訳した思い出の歌だ。自分のこれからもこの歌のようでありたい。

by minitayori | 2013-07-13 20:02