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礼拝に備えて 2013・11・24 ルカ21:5-19

2013・11・24 ルカ21:5-19  
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21:5 ある人たちが、神殿が見事な石と奉納物で飾られていることを話していると、イエスは言われた。6 「あなたがたはこれらの物に見とれているが、一つの石も崩されずに他の石の上に残ることのない日が来る。」 7 そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのですか。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」
 8 イエスは言われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはならない。9 戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことがまず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」
18 しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。19 忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。」

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「礼拝に備えて」<髪の毛一本をも>
 教会の暦は一年の終わり、いわば年末を示している。この時、教会では、世の終わりの時を考える。
 いろいろなことを考えると、この世も終りに近づいているような様相を示している。政治も自然界も複雑怪奇になってきている。こんなときにどのような心で過ごすべきだろうか。

 昔のことになるが、東京で仕事をしているときに、故郷の母と兄弟とその家族をデズニーランドに招いた。ついでに東京タワーを案内した時、弟の息子(当時4歳くらいだったと思うが)がタワーを見上げて、後ろにひっくり返りそうになった。母も東京の人の多さと建物の大きさ、車の多さに、口あんぐりでした。
私が初めて東京に出ることになった時の東京の知識は、ラッシュアワーの電車で、ボタンが取れたり、靴が脱げたりする光景だった。神学校に入って、最初に文京区の教会に行った時、ボタンが取れないように、ビニールのジャンパーと運動靴でしっかり足を縛って、脱げないようにして出かけた。 しかし、電車はすいていて、恥ずかしかった。日曜の朝だったから。

今弟子たちのエルサレムでの驚きの姿を読んで自分のことを思い出した。田舎のガリラヤ周辺から都のエルサレムに出てきて、その美しさに度肝を抜かれている様子が見て取れる。
けれども、その様なこととは比べ物にならない驚きの時が来る。しかし、どのようになっても、「あなた方の髪の毛一本もなくならない。」イエス様が守ってくださるという約束の中に今私たちがいることを忘れてはいけない。何が起きても恐れるな、これがイエス様にある者の心得である。

by minitayori | 2013-11-23 20:13