「ミニタヨリ096」
「ミニタヨリ096」
梅雨明け宣言と共に猛暑がやってきた。昨年に比べればまだましだが、昨年はケアハウスの緑の中にいたが、今年は住宅街。街中は、皆さんが冷房を付け暑さを排出しているのだから、普通より暑いのだろう。私が今いる練馬区は東京でも暑い所と言われる。
礼拝には、夏でも背広・ネクタイで行くことにしているが、暑さが身に応える今年は、どうしようかと思う。でもやっぱり日曜日の朝になると、背広とネクタイになる。ささやかな神様への礼儀。日常だらしない恰好をしているのだから、神様の前に出るときぐらいはちゃんとしなければと思う。そういえば猛暑の熊本でも、会員の人が見かねて、式服でなくても、軽装で礼拝をしてくださいと言ってくださった。
そんな時、東京教会でさせていただいたインターンの時を思い出す。そうそうたるメンバーが説教壇の前の席に、背広姿にネクタイをし、姿勢を正して説教に耳を傾けていた。私のような若輩者がお話しするときもそれは変わらなかった。昔の人は紋付の羽織を着て礼拝に出たという。神様の前に出るということの厳粛さを、体全体であらわすように。
どうも最近昔の事が思い出される。自分の人生のおさらいをしているような気がする。改めて沢山の教えと恵みをいただいた人生だと感謝している。
手
もっとも美しい手は
病める人を看護する手
飢えた人に尽くす手
争う人をなだめる手
泣く人のなみだをぬぐう手
旅人をねんごろにもてなす手
親のない子をいたわりはぐくむ手
さらにけんそんな手
河野 進牧師の詩
by minitayori | 2014-07-31 21:56