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「ミニタヨリ209」

「ミニタヨリ209」
 練馬の私達が住んでいる地域は、昔は地主の方が大きな土地をそれぞれに持っていたところのようだ。練馬は大根で有名だったが、今はジャガイモ、ブロッコリーなども所々に残る畑で栽培されている。
 その地主さん達が、後継者がいなくて、アパートや戸建ての住宅を作って今の町ができている。わりとゆったりとしているのはそのためかもしれない。
 私達が住んでいるアパートは、築40年の古い建物だが、広い敷地に駐車場もあり(今の私には必要ないが)、周りには庭があり、大家さんが一年に一度くらいは職人を入れて樹木の手入れをしてくれる。見事なつつじも、形良い松の木もそのお蔭なのだろう。
 前号のバラのお宅に、お礼としてバラの写真をそっとポストに届けたら、お礼の電話をくださった。花を橋渡しにして、顔見知りの方が増えてくる。
今日使った花は、一人暮らしの、私と同年ぐらいの方の家の前に咲いていた鉢植えの花。君子蘭の仲間のような気がするが、聞いてみたら、「そんなことはどうでもいいんだよ!花がきれいに咲いている、それで十分だから」と言われてしまった。 「そうですね。花の種類も名前も花自身は何も言っていないものね。きれいだねと喜んであげることが大切。素直にきれいと喜ぶ心が、一番ですよね!」 教えられて帰ってきました。
 あなたも私も、神様の目には、大切な美しい花、今日一日、感謝して美しく咲かせて生きましょう。


あてはずれ
    あなたは 私が考えたような方ではなかった。
    あなたは 私が思っていたほうからはこなかった。
    私が願ったようには してくれなかった。
    しかし、あなたは、私が望んだ何倍ものことをしてくださった。

           星野富弘さん詩集 「あなたの手のひら」P17より

by minitayori | 2015-05-30 16:46