零敗に備えて 10月11日マルコ10章1~26節
10月11日マルコ10章1~26節
◆子供を祝福する
10:13 イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。
10:14 しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。「子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。
10:15 はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。」:16 そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。
「礼拝に備えて」
イエス様の教えの中心は、人間の世界で弱者と言われる人を、どのように見るかと言うこと。
離縁の話では、当時は男性の勝手な理由で妻を離縁することができた。食事がまずいとか、生活態度が悪いとか、夫の言うことを聞かないなど、男性中心の勝手が、あたかも神様の御心であるかのように考えられていた。
そのことは、障害者や力なき者にもあてはめられた。いろいろ細かい差別の規則があった。弱者は欠けたるもの、子供や女性の証言は、裁判では採用されないとか。弱者であったから。イエス様はその様な偏った見方、人間差別の考え方を否定された。むしろ弱い者こそ守られるべきもの、神様の御心の支配するところではいつも中心に置かれ、大切なものとして考えられるべきもの、と教えられる。
その心が失われた時、神様の群れは、人間中心の罪人の群れとなることを忘れてはならない。
by minitayori | 2015-10-11 00:22