「みにたより312」

「みにたより312」

 日本列島の各所の、大雨や土砂災害の様子がテレビに流れている。知人のいる地方の惨事は、私ごとのように心が痛む。今朝、太陽の日差しがまぶしい小さなベランダに出ていた。同じアパートの子供たちが、元気に庭を走り回っていた。この暑さの中でも、笑い声がはじけるような元気さだった。

暑さのためか、花はすっかり枯れてなくなってしまった。この抜けるような青空と暑い日差しの中で思う事は、熊本の災害の様子だった。暑さの中で救助のために働く若い自衛隊の人々の、首筋に流れる汗が美しく思えた。老いた自分には、何もすることができない、という無力感だけが心の中に苦々しく沸いてきた。

テレビや新聞を見ても、あまり良いニュースが出てこない。戦争への危機感が心の中に湧いてくる。少年時代に戦争の悲惨さを経験している自分は、子供たちの元気な笑い声が聞こえる平和を守ってほしいと心から願っている。e0191585_21263768.gif


 今の日本の政治にそれができるのだろうか。自国第一、経済発展第一、と言いつつ不正が行われ、政治を自分の名誉のために利用しているとしか思ない人々・・・。世界は平和のために一致できるのだろうか。外来種の危険な虫も出てきた。輸入国である日本には、防ぐ方法もないのかもしれないが、結局は被害を受けるのはいつも弱者であることを覚えて欲しいもの、日本の、いや、世界の未来を託されている政治家の人々にも、心して欲しいと思う。

 年寄りは「唇寒し・・」と小さくなって、ただ無力感・不安感だけが心の中に大きくなる。そして孤独感や寂寥感で無口になってゆく。せめて教会は、神様の愛の中で感謝の笑顔と明るい会話ができる場所であってほしいと願っている。


by minitayori | 2017-07-15 21:28 | Trackback | Comments(0)

トラックバックURL : http://minitayori.exblog.jp/tb/25916974
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。