ルターの紋章

「きよせたより330」

  ルターの紋章
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ヴィッテンベルグにあるルターの記念館の「カテリーナの入り口」にルターの浮き彫りがかかっている。その浮き彫りの中には「穏やかにして信頼しているならば、力を得る」という銘が刻まれている。

その反対側に、石で刻まれたルターの紋章がある。その銘刻にはVIVIT=主は生きたもう」と言うキリスト信仰の一貫した確信が記されている。ルターは自分の紋章について「私の神学の記章」と言っているが、彼自身が書いた以下の文章は、宗教改革の全教理の要約として役立つことが出来た。

  

「ルターが友人に送った葉書に書かれている文」

 「第一に、自然な色のハートの中に黒い十字架があるが、われらを救い給う十字架の主を信ずる信仰を思い起こさせるものである。なぜなら、心から信ずるものが義とされるからである。それは黒い十字架、肉を殺し、苦痛を与えずにはおかないものであるが、ハートの色を自然に残しているし、我らの人間性を破壊するものではない。つまり、その十字架は生命を殺すものではなく、かえって保つのである。なぜなら、『義人は信仰によって生きる』からだ。しかし、『十字架につけられた主を信じる信仰によって』である。このハートは白いバラの花の真ん中にはめ込まれている。これは信仰が、喜びと慰めと平安をもたらすものであることを示す。要するに、信仰はわれらを愉快なバラの野に運び込む。その平安と喜びはこの世の平安や喜びとは違うので、バラは白であって赤ではない。白は霊とすべての天使たちを表す色であるからだ。

 バラのおかれている背景は空色である。それは、魂と信仰のその様な喜びが、来るべき天の喜びの始めであり、その喜びは、事実もうすでに今のわれらの喜びの中にすでに現在し、信仰によって受けることができ、しかしながら、いまだあらわになっていないことを示すものである。*このルターの紋章に用いられたバラは、またクリスマスを表すシンボルでもある。救い主の予言を表している。そしてこの白いバラはクリスマスに咲くと言われている。クリスマスの只中に、十字架を思うルターの信仰を、私たちも学びたいものです。 (参考資料絵画によるルターより)


by minitayori | 2017-12-02 20:40 | Trackback | Comments(0)

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