「みにたより331」


「みにたより331」


 もう何年前になるか、忘れるほど昔の話だが、飯田にいる時にフインランド宣教90周年記念にあわせて、信州に伝道師に来てくださった方々の墓参を兼ねた感謝の旅をした。5月であったと思うが、ドイツで二泊し、ルターのゆかりの地や宗教改革の発端になった城教会にも行って来た。



 ルターが宗教教育を受けたアウグスブルグ修道院では、礼拝堂で先の見学者が終わるまでの少しの時間を静かに過ごした。ルターが献身した時にうつぶせになって涙を流した場所に、同じように横になってみた。冷たかった。その聖壇の脇に石のいすがあった。ルターが最初に説教した後で、自分のようなものが説教してよいのかと苦しんで涙を流し、祈っていたと言ういすにしばし座って、自分にもその様な謙遜な気持ちがあるのか、しばし反省の時を持った。


 修道院の会堂で、みんなで「神はわがやぐら」の歌を歌ってきた。今年カトリックとの合同の礼拝が行われ、教会でも何人もの方が参加し、先週の日曜日思いで話しが弾んでいた。それを聞きながら、私も昔の旅をお思い出していた。あの頃の写真はどこに行ってしまったのだろう・・・。フィンランドについてはまたの機会にお知らせします。老いて外出も思いのままにならぬ今、思い出の中に楽しみを見出しています。静かな旅です。
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 ビッテンベルグの城教会の
一室にありました。
ルターはこの部屋で聖書を誰にでもわかるやさしいドイツ語に訳した。この隣の石の部屋に潜んでいたといわれます。






by minitayori | 2017-12-09 22:52 | Trackback | Comments(0)

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