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キヨセタヨリ037

「キヨセタヨリ037」
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・気温の高低差に、体がついていかない感じだ。ただこのケアハウスの中は室温があまり変化しない。だから安心して、うっかり薄着で外に出てしまい、びっくりして帰って来る。この時、無理にやせ我慢をすると体調を壊す。自分の体力を知って、引き返すことの大切さをつくづくと感じる。
・ケアハウスの花々は、一年の大半を土の中か、枯れ木のようにして過ごし、わずか数日だけを美しく着飾るようにそれぞれの花を咲かせている。
・花が花を咲かせる時は、いつも同じとは限らない。今年のように気候の変化で遅れたり、早くなったりする。しかし、花は何の文句も言わない。
・人の良く通る所で、みんなに褒められて咲いている花もあれば、隠れた所でひそやかに咲き、散ってゆく花もある。
・皆自分の置かれた所で一生懸命咲いている。その健気さを、最近美しいと思うようになった。老いを感じ始めて、出来ないことが増えてきた。どこかに行くにも、帰りの体力を考えて行動するようになった。これが今の自分なんだと思う。置かれた場所で、自分らしく懸命に自分の花を咲かせていたいものだ。
・若い時には感じなかった社会の不条理を感じる時もある。それに立ち向かうよりも、受容して、良きようになること祈っている自分を見る。無気力になったのか、いやそうではないと思う。神様も手を出したいのを忍耐して見守っていてくださる。
・「神様は最後に一番良いものを残してくれた。それは祈ることだ。」偉大なる業という詩の最後の部分だ。その意味の大きさを大切にして、日々を生きたいものです。
・あなたのために祈っています。平安でありますように。神様と共に!


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         シバザクラ

by minitayori | 2013-04-20 21:07