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礼拝に備えて

2013・5月12日(日)昇天主日 昇天の主のご命令
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聖書 : ルカによる福音書24:44-53
45 そしてイエスは、聖書を悟らせるために彼らの心の目を開いて、 46 言われた。「次のように書いてある。『メシアは苦しみを受け、三日目に死者の中から復活する。
47 また、罪の赦しを得させる悔い改めが、その名によってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる』と。エルサレムから始めて、 48 あなたがたはこれらのことの証人となる。
49 わたしは、父が約束されたものをあなたがたに送る。高い所からの力に覆われるまでは、都にとどまっていなさい。」



「礼拝に備えて」昇天の主のご命令
・弟子たちの心を開いて、イエス様が弟子たちに語られたこと、それはイエス様の遺言でもあったのだが、「ご自身の受難と復活」
そしてその結果生じる、「罪の赦しを得させる悔い改めが、世界のすべての人に述べ伝えられ、弟子たちはその証人となる」と言うことでした。
・しかし、そのご命令は、弟子たちだけの力でするのではなく、高いところから与えられる力、聖霊によって覆われて初めてできること、それまでエルサレムに留まっていなさいと言うことでした。
・エルサレムは弟子たちにとって、決して居心地の良い所ではありませんでした。だからこそ、彼らは上から力が与えられことを切実に求めていたのです。
・語ることだけでなく、聖書を悟らせるためにも、イエス様は弟子たちの目を開きました。つまり、聖書通して語られる神様のみ心は神様の助けなしには、語ることも悟ることもできない、ということです。
・私の最後の任地になった熊本教会は、前任地の飯田教会よりかなり規模の大きい教会でした。知力も記憶力も体力も落ちてきた身には、負いかねる働きがありました。その時にいつもイエス様のお顔に語りかけました。「あなたの力を与えてください。知恵を与え、羊を正しく導かせてください。委ねられた羊を愛し続けさせてください。」
・そかし、その願いも、自分の力には余ることでした。若い時と違い知力体力は衰えて行くばかり。自分の説教に自信が持てなくて、礼拝後、一人書斎に入り、イエス様のお顔のキリエと向かい合いました。イエス様の慰めをいただき、時には、厳しいまなざしで見つめられました。
・そのキリエは、お別れの時に、会員の方に差し上げてきました。今はたまに池袋教会で、時には他の教会でご奉仕させていただく機会があります。そんな時、これまで私を支えてくださったイエス様のお顔(横顔)と対面したくて、そのキリエを作りました。
・イエス様に見守られて、今日も一日感謝の時を過ごしています。イエス様はあなたをも高いところからの力で満たし、あるがままのあなたをお用いくださいます。

by minitayori | 2013-05-11 21:01