「ミニタヨリ083」

「ミニタヨリ083」
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       私の傷 
    わたしは傷をもっている。
    でもその傷のところから、
    あなたの優しさがしみてくる。
            星野富弘 「風の旅」より


これは星野富弘さんの詩です。星野さんの詩には、星野さん自身の信仰の喜びと安らぎがあふれています。
皆さんがご存じのように、星野さんは体育の先生でしたが、学校で鉄棒から落ちてケガをしたのがもとで、首から下が動かなくなりました。星野さんは筆を口にくわえて詩を書き、絵を描き、本をたくさん作っておられます。
星野さんは著書「風の旅」の中に、こういうことを書いておられます。
「夜があるから朝がまぶしいように、失った時、初めてその価値に気づくことがよくあります。」
突然の事故で体が動かなくなった。このことは、とてもつらいことだったでしょうが、星野さんは体が動かなくなったことで、それまで見過ごしていたこと、気づかなかったことをたくさん発見しました。木や花の美しさ、人のやさしさ、そしてずっと前から星野さんのそばにいてくださったイエス様を発見しました。星野さんはイエス様を信じたのです。
体が元気で自信満々のときには、たとえ聖書の話を聞いても、耳に入らなかったことでしょう。そばにいてくださるイエス様のことも、目に入らなかったことでしょう。
でも、星野さんが「体が動かない」という大きな傷をもったとき、その傷からイエス様のみ言と愛が入ってきたのです。そして聖書の言葉はグングン大きく育っていき、神様の愛をたくさん実らせました。すると星野さんの心にあった大きな傷は、いつのまにか、神様の恵みの入り口となり、それだけではなく神さまの愛があふれ出てくる恵みのポケットに変わっていたのです。
傷が大きければ大きいほど、深ければ深いほど、聖書の言葉は傷の深い所まで根を張って行きます。そして星野さんは、神さまの愛を絵や詩でたくさん実らせました。
私たちも日々、いろいろな悩みや苦難など傷をもつことでしょう。でも傷はマイナスばかりではありません。傷のあるところから、聖書の言葉、イエス様を通して与えてくださる神様の愛があなたの心に入っていきます。そして心に、神さまの愛がたくさん実っていきます。
自分の傷がいつのまにか、神さまの愛であふれる「恵みのポケット」に変わる、こんな素敵な経験をしてほしいですね。


by minitayori | 2014-04-19 21:04 | Trackback | Comments(0)

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