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礼拝に備えて 3月8日(日) 4旬節第3主日 「教会、神奉仕の場」

3月8日(日) 4旬節第3主日 「教会、神奉仕の場」   
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●ヨハネ2章13~22
2:13 ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスはエルサレムへ上って行かれた。そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。イエスは縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、鳩を売る者たちに言われた。「このような物はここから運び出せ。わたしの父の家を商売の家としてはならない。」イエスの言われる神殿とは、御自分の体のことだったのである。イエスが死者の中から復活されたとき、弟子たちは、イエスがこう言われたのを思い出し、聖書とイエスの語られた言葉とを信じた。
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「礼拝に備えて」
主イエス様は、エルサレムの神殿の境内に入り、《縄で鞭を作り、羊や牛をすべて境内から追い出し、両替人の金をまき散らし、その台を倒し、鳩を売る者たち》に《わたしの父の家を商売の家としてはならない》と激しい口調で糾弾されます。「羊や牛や鳩」は神殿で捧げる犠牲の動物です。遠くから来る者は、犠牲の動物を連れてくることができないので犠牲の動物を売る者が必要でした。また、ローマ帝国の貨幣は皇帝の像が刻まれているため神殿で用いることはできません。そのため、神殿境内には「両替をする者たち」が店を出していました。
あの温和なイエス様がなぜ怒られたのでしょう。主イエス様の真の怒りは、商売人ではなく、神殿で商売をさせ、富を得ている大祭司など神殿宗教に向けられていたのです。主イエスは真の礼拝をこのような神殿礼拝ではなく、《まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である》と言われます。
礼拝とは、何でしょうか。英語ではサービス、サービスをもう一度日本語に訳すと「奉仕」になります。誰が誰に奉仕するのが礼拝でしょうか。人がよりよいものを神様にささげると教える教会もあります。しかし、それだけでしょうか。
神様は、まず最初に人間の救いのために、イエス様の苦難と十字架の死という業によって人間に仕えてくださいました。つまり神様が人のために奉仕し、人々に救いを与えようとして、聖日をとっておかれ、罪の赦しを人々に与えようとされたのです。私達が日曜日に喜んで教会に行くのは、御子を十字架にかけるほどに(ヨハネ3:16)あなたを愛してくださった神様が、その救いを与えようと待っておられる、その教会に私達は行って神様、イエス様のみ業を聞いて喜んで帰るのです。それは説教と聖餐によって私達に与えられるものです。
それが教会なのです。もし教会に行けなくても、仕事場で、家庭で、病床で、あなたは神様にお会いすることができます。なぜなら、神様はあなたをも愛してくださり、あなたのためにもイエス様の十字架という愛のみ業を成し遂げてうださったからです。日曜日神様はあなたの魂の救いのためにご奉仕していてくださいます。感謝を持って礼拝に参加しましょう。

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by minitayori | 2015-03-07 13:22