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 「ミニタヨリ260」

 「ミニタヨリ260」
 海開きが始まっているというのに、梅雨はまだ明けていないようです。一昨日の事、雲行きが怪しいと思っていたら、急に暗くなり、雷鳴がとどろき雨が降り始めました。その数秒前に孫が学校から帰ってきました。玄関に駆けこんでもう一度玄関の戸をあけて見ると、前が見えないくらいの猛烈な雨で、孫も悲鳴をあげていました。
 何年か前に、熊本にいるとき大きな台風が上陸し、強い雨と強風に驚きました。あっという間に市電の通っている近くの道路が冠水してしまいました。丁度、病院の予約のあった妻が、なんとか行ってみようと出かけたのですが、横断歩道が猛烈な風で、どうしても渡れないと青い顔をして帰って来たのを思い出します。
 熊本教会の建物に、何箇所も雨漏りがありました。次の日には隣のビルに住む方から電話があって、「教会の屋根瓦が飛んでいます」と教えられて、慌てて直しました。とにかく古い教会で、同じ瓦を見つけるのに一苦労でした。その後、耐震性の問題から、軽量のガルバリウム屋根に葺き替えておきましたので、今回の熊本地震にも耐えることができたのではないかと思っています。
 一昨日の練馬の我が家から見た豪雨は、風にあおられて屋根に跳ね返り、霧のように横に吹き飛ばされていました。こんな雨が、九州や四国などに、このところしばしば降っているのだと思うと、熊本の人々のご苦労がわがことのように思え、心が痛みました。
 フランスのトラックによるテロや、トルコの軍によるクーデター、南沙諸島をめぐる騒乱の兆し、なんとなく世界が戦に向かって進んでいるような気がしてなりません。「戦争を知らない人々が増えてきた」現状の中で、戦火の苦難を経験した高齢者の知恵が、どのように生かされるのだろうかと、いや生かされてほしいと願います。
 今は飽食の時代ですが、戦後には、お釜の中の水に、顔の映るような食事をしました。お釜の下の方から、ボウフラのように浮き上がってくるお米を、何粒かすくい出したい、食事の時の兄弟間の遊びでした。勿論両親からは毎度叱られていましたが。
 戦争は、戦うことを命令する人は安全な所にいて、戦死したり飢えに苦しむのは、弱者である私達です。平和な世界の実現を、心から望みます。一人一人に優しい世界を作ってほしいと願っています。そのためには、私たち一人一人にもできること、やらなければいけないことがあるはずです。自分で今できることを考えて歩みましょう。それがイエス様の望まれることなのですから。
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by minitayori | 2016-07-16 17:05