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「みにたより294」

「みにたより294」

 夏があり、秋があり、冬があり、春があって美しい花が咲く。私達の人生もそうなのかもしれない。いつもが自分の好きな季節ではない。寒い季節には、じっと家に閉じこもり、春になれば花と同じように生き生きと生きられるようになるのかもしれない。

教会に行く途中の河津桜は、満開を過ぎて新緑の葉が出始めていた。花は枯れ、散り始めていたが、そこに憐れさは感じなかった。新しい命の芽吹きがあったから、また来年会おうね!と語ることができた。新緑に彩られた美しい桜の最後を映したいと思ったが、残念ながらいつも持参のカメラが壊れて写せなかった。

美しいままで心に残してほしいと語っているようで、ほほえましかった。教会である方と話し合った。なぞなぞだが、最初四つ足で歩き、次に二本足で歩き、次に三本足で歩く動物は何か?答えは人間。私は今3本足で歩いている。身体も頭も少しずつ赤ちゃん帰りをするのだそうである。

でも赤ちゃんのように可愛く、みんなに好かれ、笑顔で迎えられるような幼児帰り≪高齢者≫になれないものかと思う。知ったかぶりをし、都合の悪い時は聞こえないふりをし、力仕事も避けるようになる。これではかわいい幼児帰りはできない。

素直に自分の弱さを認め、謝る謙遜さをもち、助けられている喜びを「微笑みで返す」くらいの余裕をもって生きていたいものですね。

マザーテレサの言葉

親切で慎み深くありなさい

あなたに出会った人がだれでも

前よりももっと気持ちよく

明るくなって帰れるようになさい

親切があなたの表情に

まなざしに、ほほえみに

温かく声をかけることばにあらわれるように

子どもにも貧しい人にも

苦しんでいる孤独な人すべてに

いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい

世話するだけでなく

あなたの心を与えなさい

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by minitayori | 2017-03-11 20:40