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礼拝に備えて 8月24日 マタイ福音書14章13―21節

8月24日 聖霊降臨後第12主日 マタイ福音書141321

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14:13 イエスはこれを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。しかし、群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。

14:14 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。

14:15 夕暮れになったので、弟子たちがイエスのそばに来て言った。「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。群衆を解散させてください。そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」:16 イエスは言われた。「行かせることはない。あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」

14:17 弟子たちは言った。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」:18 イエスは、「それをここに持って来なさい」と言い、19 群衆には草の上に座るようにお命じになった。そして、五つのパンと二匹の魚を取り、天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。:20 すべての人が食べて満腹した。そして、残ったパンの屑を集めると、十二の籠いっぱいになった。

14:21 食べた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。

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「礼拝に備えて」

 人里離れた所にイエス様と弟子達がいました。そしてその周りには5000人ほどの群衆がいたと記されています。イエス様と弟子達が船に乗って人里離れた所に行ったのは、他の福音書を見ると、祈り、神様のみ心を聴くためであったと想像されます。連日の仕事でイエス様も弟子達も、休養と共に神様との会話の時が必要だったのでしょう。神様に祈るという事は、神様のみ心を知るという事です。

夕暮れになりました。弟子たちは集まっている群衆を見て、心配してイエス様に、群衆をそれぞれの家に帰るように勧めることを提案します。しかし、イエス様の返事は思いがけないものでした。「あなた方が彼らに食物をあげなさい」という事でした。5000人もの人々への給食です。弟子たちの懐のお金ではどうにもなりません。「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」と弟子達に言います。

 この5つのパンと二匹の魚は、他の福音書によると一人の子供が差し出した物であると記されています。今日と違って不便な時代、旅する時には食事は必需品です。5000人の群衆もそれぞれイエス様の噂を聴いて集まる時、当然夜遅くなるかもしれないことを知っていたはずですから、一食分くらいの用意はしていたはずです。

 しかし、夕暮れになってみんながお腹をすかしている時に、自分の持ちものを全て差し出したのは、一人の子供だけだったのです。優しさとは、憂いを持っている人のそばに、そっとたたずんでいる事を意味する言葉だそうです。イエス様が弟子達に教え、また私達に教えようとしている事は、神様の愛は優しさを通して表されという事です。弟子たちのように「勝手に帰らせましょう。」ではなく隣人の重荷、苦しみを共に担える者となりなさい、それが神様のみ心ですよ、という事ではないでしょうか。






by minitayori | 2017-08-26 21:50