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「みにたより324」

「みにたより324」

病気と言う字は、病と気との言葉で出来ていますね。病を持っていてもその日を輝いて生きることが出来ますし、その生き方が人に感動を与え、他の人にも自分に喜びを与えます。

私は最近、身体の衰えや記憶力の衰えに負けそうな時があります。私がその様な状態に陥ると、必ず電話をくださり、励ましくださる方がいます。本当の心の友と言うのでしょうか。

その方は次々に大病を患いながらも、奇跡的に人に感動を与える大きな働きをして居られます。まさに私とは反対に、心が神様に満たされ委ねて、輝いて生きておられると、いつも自らを恥じています。

病にはかかっても、心を強く持って病気にはなるなと、よく病院訪問の時に励ましの言葉としてお話してきました。今その言葉を自分自身に語りながら、生きています。私は引退して、カメラを持って散歩に出るようにしました。野の草、道端の花を見ていると、いろいろなことを教えられます。

誰も見ていなくても、自分の置かれた場所で一生懸命咲いている小さな花。誰もかえり見てくれない様な花に、もっと人目につく様な所に咲いていたら、と見ていると、花が「ここは神様が置いてくださった所、ここで一生懸命咲きます。」と語っている声が聞こえたようでハッとしました。

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どんな状態であれ、そこが神様のみ心によって与えられた所、大切なことは置かれた場所で感謝しながら、「今」を自分の出来ることを精一杯しながら生きることだ、と何度も学ばされました。


 


by minitayori | 2017-10-14 17:53